パーソナルトレーニングの効果的な活用法

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皆さん、こんにちは！

コラボ推進室の池田です。

 

先日、沖縄でバスケットボールのワールドカップ1次ラウンドが開催されました。

そこで日本はフィンランドに歴史的勝利をあげ、カーボベルデにも勝利しアジアでトップとなり、2024年パリオリンピックへの出場権を獲得しました！！！

バスケットボールは日本国内では約230万人、世界では4億5千万人もの人々が楽しんでいると言われています。

基本的に背が高い人が有利な競技ですが、その中でも170cm台の選手が素早いドリブルや3ポイントシュートで活躍できることも、バスケットボールの醍醐味です。

日本国内におけるバスケットボールは、アジアでもなかなか勝つことができず、更に社会人リーグとプロリーグに分裂し国際試合への出場を禁止された時期がありました。

そうした歴史的背景を考えても、今回のワールドカップでの勝利、自力でオリンピック出場を勝ち取ったことは、非常に嬉しく思います。

10月からは国内のプロリーグである「Bリーグ」が開幕するので、更に国内のバスケットボールが盛り上がってくれることを期待しています。

 

さて、そんなバスケットボールですが、様々な体力要件を求められます。

・試合の最後まで走り切る全身持久力

・相手に当たり負けしない筋力

・1cmでも高くジャンプする瞬発力

・相手を素早くかわす敏捷性

・ボールを巧みに操る巧緻性

・空中でも自分の体勢を保つ平衡性

・ディフェンスで腰をしっかり落とす柔軟性

など、大きくわけても7つの要素が必要です。

 

これらの7つは「行動体力」と呼ばれ、いわゆる身体能力のことを指します。

そして、スポーツにおいてはそれぞれの競技やポジションの特性によって、主に求められる能力が異なります。

 

では、日常生活においてはどうでしょうか？

どうしても「筋力」ばかりに目がいきがちですが、当然その他の能力も大切です。

全身持久力が低下すれば、ちょっと動いただけで息がきれてしまいます。

瞬発力の低下は、道端でつまづいた時にとっさに一歩踏み出せるかに関わります。

敏捷性・巧緻性・平衡性・柔軟性などは、自分の体を自分の思い通りに動かせるかどうかに影響します。

今、外にでれば車やバイクだけでなく、電動キックボードも多く走っています。

思いもよらぬ事故・ケガを防ぐためにも、上記の様々な能力を日頃から訓練しておくことは必要です。

 

そのためには「身体に様々な刺激を加えること」が大切です。

例えばスクワットという動作をとっても、条件により身体が受ける刺激は異なります。

●足元は床なのか、マットなのか

●シューズをはいているのか、いないのか

●両脚なのか、片脚なのか

●早く行うのか、ゆっくり行うのか

など、動作を行う条件を変更することで、身体に色々な刺激を与えることができます。

そのように身体の動きに関する情報を伝えてくれる感覚を、固有感覚と呼びます。

こういった固有感覚をキャッチする場所は、筋紡錘やゴルジ腱器官という場所に存在ます。

ダイエットのためにスクワットを行うのであれば適切なフォームで多くの回数を実施することが必要です。

しかし、運動神経をよくしたいのであれば、スクワットでしゃがむ時にどの辺りに体重を感じるのか、その時に左右差はあるのか、腰周りの皮膚の突っ張り具合はどうなのか,等、感覚的なことに意識を向けながら行うことが必要です。

つまり、同じ動作でも目的によって私たちの声のかけ方は変わるのです。

 

特に足の裏には、このような感覚受容器が脳の次に多く存在します。

そのため、足の裏に刺激を加えるということは運動神経を高める上でとても大切なのです。

私たちの多くの店舗では、しっかりと筋肉に負荷をかけることができるエリアと、感覚を鍛えることができる人工芝のエリアを設けています。