自分の身体の動き方を評価してみよう

皆様、こんにちは!

ファーストクラストレーナーズの岩長絵里香です。

 

突然ではございますが、皆様は「基本的な動き」はできていますか?

 

例えばしゃがむ、手を伸ばす、跨ぐなど、日常的に「当然のように含まれる動き」ですが、

これらが正しく動かせていないケースが多々あります。

 

それらを評価するツールとしてFMSというものがあります。

詳しい説明は避けますが、FMSとはFunctional Movement Screenの略であり

 

動き方を数値化して客観視できる「動き方を評価する」ツールです。

こちらは、いくつか動きのテスト項目があり、

できているのか、いないのかを見て、各テストを点数化して客観的に判断します。

 

例えば、

「自分は柔軟性がないと思っていたが、柔軟性は十分にあった。問題だったのは全身をがちがちに固めていたことで逆に可動域を狭く扱っていたことだった。」

 「できない種目をずっと練習し続けても上手くいかなかったが、一度可動域をあげたらあっけなくできてしまった。そもそも動けないのが問題だった。」

 「トレーナーの指示通りに動かしているつもりでも、上手にできなかったのは、ボディイメージが悪いのではなく、そもそも手や脚のコントロールの仕方がわかっていなかった

 

など様々な発見がこのツールを利用するとできます。

 

そしてその問題点が見つかれば、あとは改善させるだけです。

動いていないのなら、ストレッチや筋膜リリースなどが必要です。

動けているけど扱えていないのなら、必要なのは運動(運動学習)です。

 

ちなみにこれは、トレーニングをしている人だけに言える事ではありません。

 

冒頭に申し上げた通り、基本的な動きである「しゃがむ」や「手を伸ばす」、「跨ぐ」などが正しく動かせていない場合、日常的に身体へ良くないストレスをかける事となり、それが結果的に「痛み」や「肩こり」に繋がってしまいます。

 

ストレッチが足りない、筋力が足りない、このような根拠のない憶測で動くよりも、自分の身体を評価して、必要な運動だけすれば、それだけで多くの不調を防ぐことができ、結果的に遠回りせず、早く対処することができます。

 

今回の記事は少し難しい内容になってしまいましたが、少しでも興味を持ってくださった方は、身体の専門家でもあるファーストクラストレーナーズのトレーナーにチェックしてもらってはいかがでしょうか?

 

また、日頃よりレッスンを受けていただいている皆様も、今後もより良い運動を続けていくために、自分のお身体をトレーナーと一緒に振り返ってみてくださいね!

 

ファーストクラストレーナーズ

コンディショニング講師/プロトレーナー

岩長絵里香